【書籍紹介】幸せかどうかは自分が決める『ふしぎな村の村長の教え』

ふしぎな村の村長の教え コルク 引き寄せの法則

こんにちは、タロです。

今朝、息子と歩いている道端にロールパンが半分落ちていました。

パンには数匹のアリが群がっていました。

それを見た息子が「誰かがアリさんにパンのプレゼントをしたんだね。」と言いました。

息子はパンが誰かによって”置かれている″と判断したようです。

そんな時、ふと思い出した書籍がありました。

今日はその書籍についてご紹介したいと思います。

『ふしぎな村の村長の教え』著:コルク


ふしぎな村の村長の教え: やりたい事が見つからず悩んでいるあなたに読んでほしい! 引き寄せの法則の本当の使い方 本来の自分の願望を見つけ欲しい現実を作り出す方法

こちらは電子書籍です。

令和4年6月10日現在、Amazonプライム会員のPrime Readingで読み放題の対象となっています。

私は、「引き寄せの法則」について学んだことはありません。

“やりたい事が見つからず悩んでいるあなたに読んでほしい!” 

このワードに惹かれたのが、読み始めたきっかけです。

村長の教え

こちらの書籍は、登山中に落下した主人公が“ふしぎ村”の住人と触れ合っていくストーリー形式で進んでいきます。

そこで出会った村長は言います。

この村を出る頃には、君はすっかり良い顔で、自分のこれからの人生を作り上げていくだろう。

ふしぎな村の村長の教え

これは著者から読者に向けたメッセージとも言えるのではないでしょうか。

主人公は村長から8日間かけて以下のことについて教わります。

  • 引き寄せの法則の原理について
  • エネルギー状態の変化について
  • 無意識に作り上げてきた価値観・概念について
  • 思考について
  • 感情について
  • 感情のもう1つの側面について
  • 引き寄せの法則の使い方
  • 幸せについて
  • 自分を表現する生き方について

この中でも私の生活に影響を及ぼすこととなった教えを2つご紹介したいと思います。

エネルギー状態の変化について

引き寄せの法則に関する教えです。

エネルギー状態とは、自分の気持ちや気分の状態のことを指します。

例として、温泉に入っている自分の状態最も嫌いな人を思い浮かべたときの状態が当書で挙げられています。

前者は、心地よく気持ちが良い状態。

後者は、苛立ち気分が悪い状態。

体感できましたか?

この自分の状態の変化をエネルギー状態の変化と言うそうです。

人は現実【外側の世界】によって、自分のエネルギー状態【内側の世界】が変化すると考えがちです。

私もそうでした。

しかし、実際には、これが真逆だと村長は言います。

例として、温泉に入った時の心地良いエネルギー状態をキープしたまま、嫌いな人を思い浮かべるよう指示があります。

どうですか?

実際にやってみると、嫌いな人なのに、そんなことどうでもいいやと思えてきませんか?

そう。どんな現実が起きたとしても、君の状態次第ですべては変わるということだ。~」

ふしぎな村の村長の教え

なるほど。

同じ現実であっても、自分の状態によって世界は変わるということか。

村長は言います。

「~まずは、しっかり自分を満たしておくことだ。『内側の世界』をしっかり意識しておくこと。それができれば『外側の世界』に振り回されることなく、自然と君の望む現実世界が現われてくる。

ふしぎな村の村長の教え

最近では、外側の世界に振り回されかけると、はっ!と気づけるようになりました。

そのおかげで、比較的心地よい状態を保てているように思います。

内側の世界を満たし続けられるように訓練していきたいです。

思考について

悩みや苦しみの原因に関する教えです。

『出来事』そのものに意味はない。『出来事があった』後に、君が『意味』をつけているんだ。

ふしぎな村の村長の教え

この意味づけしている犯人が【思考】だそうです。

確かに、【出来事】自体に意味はないし、感情もないですよね。

村長は言います。

「この、君にとって嫌なこと、辛いこと、もしくは良いこと、嬉しいこと、と『判断』しているのは価値観を基にした思考であり、この思考の回路は生まれ持ってきたものではない。

ふしぎな村の村長の教え

!!!

『思考の回路は生まれ持ってきたものではない。』

まさに、これです。

同じ【出来事】を見たのに、そこに生じる感情や考えは人それぞれ違いますよね。

今朝の私と息子のように。

すべては価値観を基にした思考が判断している。

そして、その思考は生まれ持ったものではなく、これまでの人生によって形成されてきた価値観をベースにしているということ。

この教えは、他者を理解するためにも非常に重要な視点だと感じました。

善し悪しの判断も自分の価値観がベースであるということを意識するようになると、これまでより他者に対して寛容でいられるようになりました。

結局は自分の内側

「やりたいことが明確になるかな~」と期待して読み始めたこちらの書籍。

残念ながら、やりたいことは明確になりませんでしたが、それよりも大切な基礎を身に付けることができたと思います。

これまでの私は、【外側の世界】の反応に振り回されてばかりでした。

なんとか現状を変えようと、自己啓発や対人関係に関する書籍を読んできました。

それでも身につかなかったのは、結局【外側の世界】ばかり見ていたからかもしれません。

自分の力が及ばない外側の世界に期待するよりも、自分でコントロールできる内側の世界に期待しよう。

まだまだ練習は必要ですが、自分が望む世界の住人になれるように、内側の世界を意識していこうと思います。

みなさんも心地よい状態をキープできますように。

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