こんにちは、タロです。
今回は、近畿大学通信教育部の図書館司書コース体験談【メディア授業編】です。
この記事では、
についてご紹介します。
メディア授業学習のお役に立てれば幸いです。
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図書館司書コースのメディア授業は、「情報サービス論」と「情報資源組織演習」の2科目です。
私は2科目とも蟹瀬先生の講義を選択しました。
他の先生の講義を受けたことがないので比較はできませんが、蟹瀬先生の講義は丁寧でわかりやすかったです。
蟹瀬先生の講義のわかりやすかった点は以下の通りです。
- 講義の最初には「ねらい」、最後には「まとめ」のスライドが掲示される。
- テキストに掲載されていない情報は、「テキストにはありませんが」と明示してもらえる。
- テキストの文章を図表や記号などパッと見てわかりやすい表記に変換して提示してもらえる。
- 話す言葉に無駄がなく、聞き取りやすい。
テキストを購入する必要はありますが、テキストさえあれば受講できる身軽さも良かったです。
また、テキストを中心に学ぶので、試験勉強がしやすかったように思います。
蟹瀬先生の講義は体験できませんが、森先生と岡先生の講義は、e-learning体験コーナーで一部視聴可能です。
(実は、一部視聴可能であることを最近知りました。)
この記事を作成するにあたり、初めて視聴してみましたが、蟹瀬先生の講義とは違って、背景が豪華で驚きました。
蟹瀬先生の話すスピードは岡先生に近いです。
蟹瀬先生の講義中の背景は、森先生の緑版でした。
岡先生の講義では、検索技術者検定3級の情報検索能力に相当する検索スキルを養うことを目標とするようです。
講義内容についての説明もあったので、e-learning体験コーナーで一度体験してみることをおすすめします。
メディア授業の試験は、学習期間の最後の1週間に自分のタイミングで受験します。
私は、最終日がちょうど土曜日だったので、家族に子どもを預け、1日で2科目受験しました。
令和3年度前期の蟹瀬先生の試験問題は以下の通りです。
レファレンス質問に対してインタビューする理由を述べる記述式問題
情報サービス演習は予想外の問題でした。
なぜなら、先輩ブロガーさんのブログ記事には「〇〇を調べるツールを〇つ挙げて、それぞれについて説明してください。」という問題が多く掲載されていたからです。
テキストを中心に解答した結果、75点でした。
日本目録規則(NCR)に従って書誌的事項を記録する記述問題(図書1冊、継続資料1冊)
日本十進分類法(NDC)に従って分類記号を選ぶ選択問題
基本件名標目表(BSH)に従って件名標目を付与する記述問題
情報資源組織演習の問題については、想定通りの問題形式でした。
問題数が多いため、問題欄も解答欄もスクロールする必要があり、画面が少し見にくかったです。
分類記号や件名標目の問題の中には、テキストに答えがあるものや国名を変えただけの問題もありました。
演習問題に繰り返し取り組んだ成果が出て、98点でした。
どちらの科目もシラバスの到達目標に則した問題でしたので、到達目標を意識しながら学習すると良さそうです。
私が先輩ブロガーさんの記事を参考に行った試験対策は以下の通りです。
- 授業で触れたテキストの内容を復習する。
- テキストにインデックスを貼る。
- 『レファレンスブックス』を図書館で借りる。
『レファレンスブックス-選びかた・使いかた-』は、「〇〇を調べるツール」について調べるのに適しています。
令和3年度前期の試験では出番がありませんでしたが、用意しておくと安心です。
![]() | レファレンスブックス 選びかた・使いかた [ 長澤 雅男 ] 価格:1,540円 |
- 『キイノート』シリーズとテキストで基礎を復習し紙にまとめる。
- テキストの演習問題を反復する。
- 『日本目録規則1987年版改訂3版』『日本十進分類法新訂10版』を図書館で借りる。
- 『基本件名標目表トピックマップ』をブックマークに追加する。
参考文献は、宮沢厚雄さんの『キイノート』シリーズの以下の2冊を図書館で借りました。
特に『目録法キイノート』は基礎固めにちょうど良かったです。
![]() | 目録法キイノート 日本目録規則「1987年版改訂3版」対応 [ 宮沢厚雄 ] 価格:1,650円 |
![]() | 分類法キイノート第3版補訂 日本十進分類法[新訂10版]対応 [ 宮沢厚雄 ] 価格:1,650円 |
『日本目録規則1987年版改訂3版』『日本十進分類法新訂10版』 の用意は必須です。
ちなみに、『日本十進分類法新訂10版』は2巻セットです。
最寄りの図書館では『基本件名標目表第4版』がなかったため、以下のサイトを利用しました。
試験でも実際に利用したので、ブックマークに追加しておいて良かったです。
いずれの科目もテキストを復習すればきっと合格できます!
半期に1度のチャンスをモノにしましょう!
以上、【メディア授業編】でした。少しでもお役に立てれば幸いです。
貴重なお時間を頂きまして、誠にありがとうございました。
またどうぞ、おいでください。