ジュニアNISAで教育資金を準備しよう【楽天証券】

こんにちは、タロです。

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

最近、ようやく息子名義でジュニアNISAを開設し、積立投資を始めました。

この記事では、

についてご紹介します。

ジュニアNISAの開設を検討されている方、ご興味のある方のお役に立てれば幸いです。

ジュニアNISAとは

概要

ジュニアNISAとは、未成年者を対象とした「少額投資非課税制度」のことです。

何が非課税になるかというと、上場株式や投資信託などの利益にかかる税金です。

通常10万円の利益が出ると、20.315%の税金が引かれ、実際に受け取る利益は79,685円となります。

これが、NISAを利用すると、税金が0円になり、10万円の利益を丸ごと受け取れるのです。

つまり、こどもの教育資金等を効率よく増やしていきたい方にとってお得な制度となっています。

制度の詳細は、こちら☟

利用できる方日本にお住まいの0歳~19歳の方(口座を開設する年の1月1日現在)
非課税対象株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益
口座開設可能数1人1口座
非課税投資枠新規投資額で毎年80万円が上限(*1)
非課税期間最長5年間(*2)
投資可能期間2016年~2023年(*3)
運用管理者口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族(両親・祖父母等)(*4)
払出し18歳までは払出し制限あり。(*5)
ジュニアNISAの概要:金融庁 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/junior/overview/index.html(2021年10月10日参照)

*1 …未使用分があっても翌年以降への繰り越しはできません。

*2 …期間終了後、新たな非課税投資枠への移管(ロールオーバー)による継続保有が可能です。

*3 …2023年12月末以降、当初の非課税期間(5年間)の満了を迎えても、一定の金額までは20歳になるまで引き続き非課税で保有できます。

*4 …金融機関によって異なる場合がありますので、口座を開設される金融機関にお問い合わせください。

*5 …3月31日時点で18歳である年の前年12月31日までの間は、原則として払出しができません。ただし、災害等やむを得ない場合には、非課税での払出しが可能です。

ジュニアNISAの概要:金融庁
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/junior/overview/index.html(2021年10月10日参照)

令和2年度税制改正で「払出し制限」撤廃

概要でお伝えした通り、ジュニアNISAには「払出し制限」がありました。

18歳以前に引き出すと、それまでの運用益に税金がかかり、ジュニアNISA口座が廃止されるようになっていました。

それが、2023年の制度終了に伴い、2024年1月1日以降に税金がかからず払出しが可能となりました。

18歳以前に教育資金が必要になった際にも対応できるようになったんですね。

私がジュニアNISAを開設したのも、この制度改正が引き金となりました。

マル1 未成年者口座開設可能期間は延長せずに終了することとし、その終了にあわせ、令和6年1月1日以後は、課税未成年者口座及び未成年者口座内の上場株式等及び金銭の全額について源泉徴収を行わずに払い出すことができることとする。

令和2年度税制改正の大綱(1/9):財務省https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2020/02taikou_01.htm(2021年10月10日参照)

なぜジュニアNISAを開設したの?

息子の教育資金を準備したい

子ども一人当たりにかかる教育資金は、一般的に1,000万円超と言われています。

これは、すべて公立の学校に通った場合の金額で、子どもの進路によっては2~3倍にまで膨れ上がります。

また、あくまでも幼稚園から大学卒業までにかかる総額であって、目標貯金額ではありません。

なぜなら、子どもの成長に合わせて徐々に支払っていくため、生活費の一部として支払われるものもあるからです。

では、教育資金は最低限いくら準備すればよいのでしょうか。

一般的に、大学資金として最低400万円は準備しておくこと良いと言われています。

なぜなら、大学4年間の平均学費は、国公立大学で約250万円、私立大学文系で約400万円かかるからです。

そこで、我が家でも大学費用として最低でも400万円を準備しようと決めました。

児童手当はすべて貯金すると約200万円

それ以外に200万円の学資金を受け取る学資保険に加入し、とりあえず400万円が貯まる準備はできました。

しかし、息子がどんな進路を選択するかはわかりませんし、今の学資保険ではお金が全然増えません。

息子の選択を少しでも応援できるように、もう少し増やしておきたいと考えました。

投資の力は偉大だから

私は銀行に就職したおかげで、投資に対するマイナスイメージを払拭することができました。

銀行に就職する前は、投資=ギャンブルというイメージが強く、お客様に提案することにも抵抗がありました。

自分が納得した上で提案したいと考え、投資やお金に関する本を読むようになりました。

そして、投資とは、成長が期待できる環境で貯めたお金に働いてもらうことだと知りました。

それに気づくきっかけをくれた本はこちら☟

漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す黄金法則 [ ジョージ・S・クレイソン ]

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感想(80件)

富を増やすこと、そして守ることについて書かれていますが、漫画なので非常にわかりやすいし読みやすいです。

そして、積立投資の魅力に気づかせてくれた本はこちら☟

日本一カンタンな「投資」と「お金」の本 気づいたときには1億円! [ 中桐啓貴 ]

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感想(5件)

時間を味方につけた一喜一憂しないお金の育て方について物語のように書かれているので、比較的読みやすいと思います。

資本主義下では、経済活動が続く限り、長期的には株価の上昇が期待できるとの考えから、その市場にお金を置く=投資することをおすすめしています。

それでも、経済の行方は誰にもわかりません。

景気の波があるように、株価にも波があります。

だからこそ、市場の変動に惑わされることなく、コツコツと時間を分散しながら投資できる積立投資をおすすめしているのです。

積立投資とは、選択した投資対象を毎月決まった日に買付していく投資方法です。

積立投資を成功に導くポイントは、投資先を分散することと市場に居続けること(長期運用すること)です。

教育資金が必要になるのは15年以上先。

お金を成長させるには十分な時間があります。

そこで、絶対に使わないと決めた児童手当を原資に、ジュニアNISAで積立投資をすることに決めたのです。

実際に積立できる期間は3年未満ですが、その後も非課税で運用を継続できるので良いかなと思いました。

投資教育のきっかけにしたい

私の両親は投資経験がありません。

だから、銀行員になるまで投資とは無縁の世界にいました。

しかし、低金利が続くこれからの時代において、投資は必要不可欠なアイテムになると考えます。

もちろん、息子の意思を尊重しますが、投資を身近に感じることで、興味を持ってもらえたらと思っています。

知らずに選択できないのと、知っていて選択しないのとでは、大きく違うと思うからです。

実際の手続き

私は、楽天証券の口座を保有していたので、息子のジュニアNISAも楽天証券で開設することにしました。

ジュニアNISA開設

ジュニアNISA口座を開設するためには、未成年総合口座も合わせて開設する必要があります。

楽天証券のホームページからジュニアNISAの口座開設を申し込むと、申込書類が届きます。

未成年総合口座を開設していない場合は、同時に開設手続きが可能です。

申込書類に記載されている必要書類を添付し、申込書類を返送します。

マイナンバーや親子関係がわかる住民票の写し等が必要でした。

あとは、メールで開設の連絡が来るのを待つだけです。

親の口座情報に変更はありませんか?

私は、すでに楽天証券口座を開設していましたが、住所変更を怠っていました。

そのため、書類が受理されず戻ってきてしまいました。

インターネットで住所変更を行った後、再度返送するよう指示がありました。

親の口座を開設済みの方は、申込前に再度ご自身の口座情報を確認することをおすすめします。

資金移動

ジュニアNISA開設完了のお知らせが届いてから、資金移動をします。

資金移動にはルールがあって、必ず未成年総合口座を通すことが必要です。

直接ジュニアNISA口座に資金を入金することはできません。

また、未成年口座への入金は、原則、子ども名義の銀行口座からの送金となっています。

楽天証券では、リアルタイム入金であれば、登録親権者名義による入金も可能です。

私は、リアルタイム入金を利用し、自分名義の楽天口座から入金しました。

ファンド(投資信託)選択

私は、『楽天・全米株式インデックス・ファンド【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全米株式)』を選択しました。

バンガードとは、世界最大級の運用会社で、低コスト運用で知られいてます。

インデックス・ファンドとは、既にある株価指数などの指標に連動した運用成果を目指すファンドのことです。

1つのファンドで幅広い銘柄に分散投資ができ、コストも低いため、長期投資に適しています

以前からバンガード社のファンドを購入すると決めていました。

そのきっかけとなった本はこちらです☟

父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え [ ジェイエル・コリンズ ]

価格:1,650円
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感想(5件)

お金に縛られない生き方について述べられており、ここでバンガード社が紹介されています。

ちなみに、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)』もあります。

全米か全世界か迷いましたが、全世界ファンドの6割は米国に投資をしていたので、全米にしてみました。

自分自身のNISA口座も楽天証券に変更中なので、開設できたら息子とは違うファンドを選択しようと思います。

積立投資を設定する

積立金額は100円以上1円単位で設定できました。

私は、とりあえず児童手当と同じ15,000円にしました。

積立指定日は、毎月買付をする日で、好きな日が決められます。

私は、忘れないように息子の誕生日にしました。

残念ながら、ジュニアNISAでは楽天カード決済が利用できません

成人口座であれば、楽天カード決済でポイントが貯まります。

まだご自身でNISAを利用していない方は、ジュニアNISAと合わせて始めてみるのもいいですね。

投資は自己責任

投資には元本の保証がありません

そのため、投資に充てる資金は、当面使う予定のない長期間放っておける余裕資金であることが大前提です。

投資金額についても、損をしても生活に支障のない金額から始めることをおすすめします

投資は、時間を味方につけてお金を成長させていくものです。

短期で儲けようと考えるのは、投資ではなくギャンブルになります。

あくまでも投資は自己責任ですので、ご自身でご判断ください

以上、ジュニアNISA開設の体験談をご紹介させていただきました。

少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。

貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございました。

またどうぞ、おいでください。

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